由佐城

別名-  付近住所 香川県高松市香南町由佐253-1  現在 香南町歴史民俗郷土館
2009/9/21 碑・案内板アリ 日本城郭大系


由佐氏  建武3年(1336年)足利尊氏に従って京都東寺で戦死した益子下野守顕助の子弥次郎秀助が阿波屋形細川頼春に従って四国に渡り、父の功績により讃岐国香川郡井原荘を賜り、姓は由佐と改め、由佐に屋敷を構えたのが由佐城の始まりです。
 城は、東は香東川、南に沼地の多い自然を巧みに利用した要塞で、天正11年(1583年)長宗我部元親軍が攻め入ったが容易に落城せず、和議を申し出たほどでした。
 その後、由佐家の居宅とした屋敷内には、内堀、土塁跡を見ることができました。
 香南町歴史民俗郷土館は、その由佐城跡に建築されたものであり、庭園内には、土塁跡が現在も残されています。